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キングラン東海は、１９８０年の創業以来、一貫して医療・福祉業界へのサービス提供を行って参りました。現在の事業分野は、医療・福祉施設向けにカーテンを製造・取付・クリーニング等を行う「カーテン管理システム」と、在宅介護向けの福祉用具レンタルサービスの２本柱。顧客数も医療・福祉施設で３００件以上、福祉用具の利用者様数は２００名以上に上り、総勢約４０名の従業員が日々サービス提供に勤しんでいます。

キングラン東海の商品・サービスの価値は「ヒューマン」な部分にあります。カーテンという製品の性能や、クリーニングの精度だけであれば、他の会社でも提供できます。しかし、お客様が実際に感じて下さっている価値は、価格や性能だけではなく、病院・施設のスタッフの方に対して、患者様に対して、福祉用具の利用者様に対しての気遣い・コミュニケーションにありました。ある春先、緑色のカーテンをピンク色のカーテンに交換していた時、病室のおばあさんが「病室に居ながら花見ができて嬉しい」と言ってくれました。このようなコミュニケーションを当社ではより大切にしています。

営業課は、豊川本社メンバー４名、沼津営業所メンバー２名の計６名で、東三河・静岡県全域のエリアを担当分けして営業活動を行っています。営業課で大切になるのは個々の営業活動に含め、お互いの情報共有や、現場調査等の支援。１人では出来ないことも、３人、６人と集まることで大きな力を発揮できます。毎週１度の朝礼や、毎月１度の会議で、互いの情報交換を行い、お互いが高め合いながら、個々の営業活動に活かしています。 営業課の主な仕事は、医療・福祉施設に対し、当社の主力サービス「カーテン管理システム」の提案とフォローを行っていくことです。商品であるカーテンと、メンテナンス・保守管理からなるこのサービスを、各施設の個別な事情に合わせてプランを立て、提案していきます。　ご契約後、お客様の細かい要望をフォローしていくのも重要な仕事の１つです。

病室にお邪魔して、カーテンを交換する「メンテナンス」スタッフの面々。業界では珍しく、スタッフに全員正社員を起用しています。一業者と言えども、病室に入ってしまえば患者様にとっては病院側のスタッフと同じです。つまり、病室で何かあった際には、病院様の信用に傷を付けてしまいます。当社では現場で責任を持った判断・行動が出来るよう、教育を施された正社員をカーテン交換のスタッフとして派遣しております。患者様・利用者様目線を持つ、病院・福祉施設様にとっての「第二の職員」として、日々サービスを提供しています。

ホームケア課は、キングラン東海の事業のもう一つの柱で、「在宅介護」を支援するための福祉用具レンタルを行っている部署です。福祉用具は、身体に障害を持つご老人が自宅で余生を過ごす上で、いつも通りの生活をするのを支えてくれるアイテムです。社会保障費抑制政策により一層厳しさを増す介護保険業界。その中で介護をする人もされる人も苦しんでいる現状があります。そんな中で私達はベッド、車いす、杖などで、彼らの日常生活を支えるべく、日々奮闘しています。

当社の工場は、クリーニング工場、縫製（カーテン加工）工場、カーテン倉庫の３つから成ります。クリーニング工場では、日々病院から送られてくる汚れカーテンを洗い、清潔な状態で出荷します。縫製工場では、病院環境で５年間耐えうる丈夫なカーテン作り。倉庫では、カーテンクリーニング時に代わりに取り付けるカーテンが約３万枚保管されています。この３つの工場が連携して、お客様への価値提供のための裏方として日々稼働しています。工場に従事するスタッフの数は約２０名。子育て中のパートさんや、この道１０年以上にもなるベテランスタッフまで。個性あふれるメンバーが日々頑張っています。

総務課は、社内全ての部署を支える存在。お客様向けの資料や請求等、会社の売上に必要な業務に始まり、ご来社頂くお客様の対応や電話でのお客様の対応、社員の給与や採用などの人事的側面もあれば、非常に専門的な財務に至るまで、幅広く、かつ細やかな仕事を分担しながら業務を進めています。社内のあらゆることに対応することから、社員もまた「お客様」という総務課。彼ら・彼女らに求められるのは細かな業務を処理できる能力だけでなく、社員・お客様の気持ちを考えながら、関わる全ての方の喜びを創造していける気遣いにあります。

キングラン東海では、毎月お客様向けに月間広報誌『キングラン通信』を送付しています。各部署の紹介やお役立ち情報、その他社員の極めて個人的な日常ネタも入って約２０ページ以上のボリューム。毎月１０名近くの社員がお店の情報や、遊びに行った所の情報、釣り・映画・ゲームにスポーツ等のプライベート情報をこぞって投稿しています。お客様からもお便りが届くこともあり、当社のことや社員の人柄を伝えるコミュニケーションツールとなっています。

キングラン東海では毎年４月に、カーテン３枚の付け外しのスピードを競う、社内最大のイベント「カーテンつリンピック」が開催されます。メンテナンススタッフだけでなく、他部署のメンバーも参加し、イベントを楽しみます。２０１５年の最速タイムは１分３０秒。この速さ、想像つきますか？上位メンバーは夜の懇親会で表彰されます。イベント・ゲーム化して、日々の業務を楽しみながら技術を磨く仕掛けが当社の様々なところに隠れています。

当社は毎年秋に社員旅行に行っています。イベント事が好きな当社では、正社員は迷わず全員参加。年に一度の羽伸ばしを皆楽しんでいます。これまで行った旅行先は、東京、横浜、大阪、九州、沖縄、韓国等々。行先は社員の希望や、社員から募った幹事の希望で毎年決めています。旅行では集団での観光やお食事会の他、自由行動でそれぞれの旅行を楽しんでいます。社員旅行は、普段の仕事の場を離れて社員同士の絆を深める大切な機会。１０年以上、毎年全員参加で続いている行事です。

正社員・パート社員含め、約４０名が参加する年に一度の忘年会。決して豪華ではないですが、社員の盛り上げへのこだわりが凄い。毎年募った「盛り上げ隊」なる幹事が企画を考え、ゲームや出し物を催します。忘年会は、部署の違うメンバーや、正社員とパート社員等、普段なかなか顔を突き合わさないメンバー同士が交流を深める貴重な機会。入社したてのメンバーも居心地良く過ごせるように、幹事が様々な工夫をこらします。一芸あるスタッフが出し物を行ったり、カーテン生地で衣裳を作ってプチコンサートをしたりと、忙しい中でも楽しませる工夫を考える社風があります。

有志でスポーツ好きの集まりもあります。野球、フットサル、バレー、マラソン等、運動好きなメンバーが定期・不定期で集まってスポーツを楽しんでいます。愛知・静岡で開催されているマラソン大会には毎年有志が参加して、運動と懇親会を楽しんでいます。時には話を聞きつけてお客様も一緒になることもあります。スポーツの交流は健康的にもいいですが、一緒に汗を流すことで、メンバー同士やお客様との絆を作る上でも役立っています。