2010年2月13日(土) 静岡県浜松市「高台公民館」にて

公民館まつりも、いよいよクライマックスにさしかかってきました。
最後の催しは、『ミスター・サーティファイブ』さんによるイリュージョンです。

『ミスター・サーティファイブ』さんは、凄腕のイリュージョンを携え、
ボランティアで地域活動に励んでおられるのだそうです。

Mr. TakeⅠさんのお勧めでもあるこの方の公演を、
子どもたちはステージのギリギリまで押し寄せるほど楽しみにしている模様。

ぱっと見たところ、とても心優しそうなおじさんでしたが、
その華麗なパフォーマンスをクールに披露する姿には圧倒されました。

登場されると、まずは新聞紙を使ったパフォーマンスを披露。
新聞紙に入れた水が増えて戻ってくる不思議な技からスタート。


それだけかな、と思っていたら、新聞紙の中から、
白い鳩が出てきました。一体、どこから??


さて、ここで登場した鳩を、屋根つきの小さな小屋に入れました。
その上にハンカチをかけ、まじないをします。


すると、小屋の中から出てきたのは、犬のぬいぐるみ。
鳩はどこへ行ったんだろう??


出だしから立て続けの不思議なマジックに、
子どもたちはステージ下から身を乗り出して見ています。

次に手にしたのは、殻を割ってコップに入れた生卵。
ゆっくりと子ども達に生卵を見せます。


何をするかと思いきや、生卵をフライパンに乗せ、
ライターであぶり始めました。ま、まさか??


なんと、フライパンからは立派に出来あがった目玉焼きが!
ライターで少しあぶっただけなのに、生卵はどこに?


不思議な芸の数々。
華麗にこなす姿からはまさに種も仕掛けも感じられません。

今度は、何やら錠前と鎖を取りだしました。
会場の方に、それを使って手首を縛ってもらっています。


手首を固定されたまま、大きな袋の中へ入ります。
袋の入口は、アシスタントの方達により、これまた錠前と鎖で縛られます。


そのまま、青いカーテンで四方を隠して、
イチ、ニ、サン!


ほんの一瞬のことでしたが、袋からも出て、
自身の錠前も外した見事な脱出劇。


テレビでしか見たことないようなイリュージョンを
生で見られたことに、しばし感動を覚えます。

いよいよステージも終盤にさしかかってきた模様。
今度は、何やら鏡付きの、箱の乗った台が出てきました。


その箱の中にアシスタントの女性が入ります。
子ども達に手を振って、お別れを言っています。


女性の入った箱をゆっくりたたんでいきます。
あれあれ?段々小さくなっていく、、


ついに箱は、とても人が入れそうにないぐらいに小さくなりました。
女性はどこに隠れているんだろう?


更にその箱に、次々と鋭い剣を突き立てます。
これじゃあ箱にいたらひとたまりもありません。


いよいよ、串刺しにした剣を抜き、箱を広げていきます。
女性は無事なのでしょうか…?


箱を広げきると、無事女性が生還!
しかも服装の色が黄色から赤に変わっています!


不思議だらけのステージも、これで終わり。
子ども達の熱狂的な拍手に送られ、去って行きました。


終了後、「ミスター・サーティファイブ」さんにお話をしましたが、
「喜んでもらえるなら、どこへでも行きますよ」と仰っていました。

これだけの技をボランティアでやっているのには感激しました。

どのステージも見ごたえのあるものでしたが、
このような超人芸の数々を見られる公民館祭りも凄いと思いました。

『Mr. TakeⅠ』『みっちゃん』『ミスター・サーティファイブ』の皆さん、
本当にお疲れ様でした。

また、高台公民館の皆さんも、数々のご協力、ありがとうございました。