2009年10月3日 静岡県浜松市 介護老人福祉施設三幸の園にて

今回は、日ごろお仕事でも懇意にして下さっている、
静岡県は浜松市の「三幸の園」さんでのお祭り『三幸会まつり』にお伺いしました。

社会福祉法人三幸会さんは、地域でも歴史のある法人で、
浜松地域でも古くから住民の方に愛用されています。
【三幸会ホームページ】 http://www.sankoukai.or.jp/

法人のホームページでは生の介護の現場を伝える「介護の舞台裏」や、
現場の職員の方の生の声が聞ける「わたしにおまかせあれ!」などは、
非常に素顔の見えて、学生さんの中にもファンがおられるそうです。

古くから地域の方に支えられている、という三幸会さんでは、
地域のボランティアの方も連日のように来られる様子。
娯楽ボランティアも多く、利用者さんを楽しませてくれるそうです。

そんな三幸会さんの『三幸会まつり』に、今回お誘いいただきました。
何組かの娯楽ボランティアの方も見られるということで、わくわくします。

当日朝は雨が降っていましたが、
到着時にはカラっと晴れ、朝10時に会場に入りました。


まず受付を済ませると、通していただいたのが「喫茶コーナー」。
コーヒーと紅茶を注文するとケーキもついてきて、
一緒に連れて行った9か月の息子もニコニコ(笑)


奥の部屋ではバザーもやっており、大行列。
空いたスキを狙って伺ってみましたが、
結構商品も売れていて、好調なご様子でした。


10時半になると、いよいよ娯楽ボランティアの皆さんによる催しのお時間。
まず第一組は、日本舞踊を披露してくれる『踊りの会』の皆さん。


盆踊りから始まった舞踊を、会場は手拍子で歓迎します。
まさに「お祭り」の雰囲気で、利用者さんも見入っていました。

途中、何度か衣装を替えては様々な曲を披露。
うちわや扇を使った多彩な演技を見ることができました。


踊りの内容も多種多様で、男勝りの力強い踊りや、
女性のしなやかさをしっとり表現する踊りまで、
踊りにもいろんな「顔」があることを素人ながら感じました。

最後はモダンな衣装に着替えて「恋する街角」を披露。
利用者さんも大いに盛り上がって終了しました。


続いて『雄踏ゆめちんどん』さん。
観客席の後ろから賑やかな太鼓やサックスの音色とともに登場しました。


「東京音頭」を演奏し、歌いながら登場すると舞台上を練り歩きながら
「九州炭坑節」や「花笠音頭」を披露しました。

時々メンバーが舞台を降りては客席を歩きながら演奏。
利用者さんもお祭りの雰囲気を堪能しながら歌を口ずさみます。


「きよしのズンドコ節」でしめた後、雄踏ゆめちんどんさんは
舞台を降りて外まで行列をなして演奏を続けて、
周囲の方々を楽しませていました。

午前11時を過ぎたころ、外はすっかり晴れ。
次のステージは野外にて『大平台小学校バンド』による演奏。


大平台小学校4年生から6年生までで組まれた吹奏楽演奏では、
校歌や童謡が堂々と披露され、利用者さんも大喜び。

途中、楽器紹介や曲紹介も部員の方々が行い、
「これが小学生か」と思うほどしっかり話せていることにびっくり。

演奏も旗も息の合ったチームワークで、
見事なパフォーマンスを見せてくれました。


以上で午前の部は終了。

ここから昼食タイム兼、カラオケ大会がスタート。
僕もただの見学にも関らず、お昼のお弁当をごちそうになりました。

カラオケ大会は、利用者さんやご家族が歌い、
大人から子供まで秋の来ない昼食時間となりました。

お子さん向けに輪投げや金魚すくいも用意されており、
利用者さんのお孫さんもおおはしゃぎの様子。

私も見ていて本当に癒される場面でした。

(午後の部につづく)